君に捧げる愛
そして、美紀がお弁当を作ってきてくれたから、2人で色んな話をしながら食べた。

「美紀のお弁当めっちゃうまい!!」


「えー...そんなことなんよー」
いいお嫁さんになるなぁ...。


そして、食べ終わって、俺らは桜並木道を通った。その時、お年寄りの夫婦がいて2人で手を繋いで仲良く歩く後ろ姿を見た。


「いつか...あんな風に歩いてみたいね。おじいちゃんになっても、おばあちゃんになってもね」
美紀は笑いながら言った。


「そうだな...」
俺は頷いた。


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