君に捧げる愛
「ねーねー!翼っ!
どこ行くの?」
「おしえねーよっ!」
俺はちょっと意地悪に言った。
「いじわるー!!」
百合はそう言って笑顔になった。




そして、俺らは電車に乗って渋谷に行った。
映画見たりデパート行ったりレストラン行ったり・・・
すごく1時間1時間が特別な時間だった。
隣で幸せそうに笑う百合を見て、
俺は幸せすぎてずっと百合を見ていた。
実は百合にサプライズがあるんだよなぁ~。
百合・・・どんな反応するんだろう?
楽しみだな・・・。




何時間か経って、辺りはもう夜。
星と街のイルミネーションがキラキラと輝いていた。
「百合・・・」
「ん?」
「大好きだよ・・・」
「あたしも・・・」
そして、俺らはキスをした。
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