君に捧げる愛
そして、家に帰った。
父さんも母さんも家を出かけていて帰ってきてない。
2人きりだ。



「2人だけだね」
百合はなんだか緊張してるように見えた。
「うん・・・。そうだ、
ケーキ買ってるんだよな!
2人で食べようか!」
俺は百合の手を引っ張って、ケーキを開けた。





「よかったぁー・・・
ケーキ崩れてなかったね!!」
百合は甘いもの好きだから
ケーキを見てほっとしていた。
「さっ!食べよっか」
俺も甘いものはめっちゃってほどじゃないけど好きだ。


「いっただっきま~すっ!」
百合の幸せそうに食べる表情を見ると、和む。
俺もそんな百合を見ながらケーキを食べた。
「あっ、翼!口にクリームついてる・・・」
百合は俺の口についてたクリームをとってくれた。
恥ずかしいことだったけど、
なんだか嬉しかった。
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