君に捧げる愛
ケーキを食べて、お風呂に入って、もう寝ることにしようか。
今日も別々か・・・そう思いながら
俺が寝る床に布団を敷こうと思った時、


「一緒に・・・寝よう?」
突然百合がそんなことを言ってきた。
「えっ?今・・・なんて・・・」
俺の耳がおかしかったのかもしれない。
だからまた聞いてみた。

「だからっ!一緒に寝ようよ」
顔を真っ赤にしながら百合は言った。
「しょーがねーなっ!!」
そう言いながらも、心の中では嬉しかった。
素直に言えない俺のかわりに、
百合から言ってくれるなんてな・・・。




お互いドキドキしてたけど、
俺は隣にいる百合をもっと俺のものにしたい。
と思ってきた。



「百合・・・」
俺は百合が抵抗するんじゃないかと
思って不安だったけど、百合はわかってくれて
受け入れてくれた。
< 28 / 159 >

この作品をシェア

pagetop