君に捧げる愛
すべてを思い出す。
百合との思い出、
やっぱりあの頃から心はそのままだった。




「じゃあ、宮野さんは・・・あの子の隣行ってて」
なんて??
俺に指さなかったか?
すると、彼女は俺の隣の席に来た。
そんな彼女は俺を見てニコリと笑った。


「よろしくね」
「よろしく・・・」
俺は動揺したが、あの頃のようでちょっと嬉かった。



人は違う。
だけど百合と思えば
俺はまた、あの頃のように先へ進むことができる。
今じゃ時がとまってるんだよ・・・
あの続き・・・
百合とまた・・・出会えたんだから・・・
彼女は百合なんだ・・・。
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