君に捧げる愛
「帰るね」
美紀はさっぱりした笑顔で立ち上がった。
「あぁ・・・」
「ありがとう。ずっと抱きしめてくれて」
美紀はそう言って帰って行った。
ぞの後に俺も帰った。





よかった・・・
野原に行って・・・。
会えるなんて思わなかったな・・・。





そして、俺は携帯を見ると同時に
電話がかかってきた。
亜由美だ・・・



「もしもし・・・?」
「あっ、やっと出てくれたーー・・・




どうして出てくれなかったの?」
「あっ・・・えーっと・・・」
さっきまで美紀といたなんて言えねぇよな・・・。
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