君に捧げる愛
「翼…今日は―…ここでいい…」
珍しく駅で別々に帰る事になった。
でも、女1人で帰らせるわけにはいかなかった。
「いや…1人じゃ危ない…」
「だからいいって!!」逆に怒られた。
今日の亜由美は変だ…
どうしたんだよ…。


そうやって、俺はわけがわからないまま1人、家に帰った。

何分かして、電話が掛かってきた。


「もしもし…」
俺はめんどくさくなりながら、携帯を耳に当てた。

「おいっ!!何やってんだよ!!亜由美ちゃん…死んだ…よ…」
いきなり悠紀からそんな事を言われた。
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