君に捧げる愛
「はっ?意味わかんねぇよ」
俺は冷静だった。
「だからっ!死んだんだよ!!今日デートだったろ!?家まで何で送ってやらなかったんだよ!!とにかくっ…病院に来いっ…」
そう言って、病院を教えてもらった。
いつもの悠紀じゃない。何であんなに怒られなきゃいけないんだよ…
亜由美が…家まで送らなくていいって言うから…何でだよ…。

そう心の中で呟きながら病院に向かった。
すると…



「悠紀…」
悠紀がいた。
その近くにあるベッドには…
亜由美が眠っていた。
今日の服もメイクもそのままだった。
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