君に捧げる愛
「ごめんねっ!!待たせちゃって・・・」
息を切らしながら言った美紀を見ると、
すごく可愛いから俺は目を逸らした。




「いや・・・さっき来たとこだから・・・」
なんてちょっと嘘をついた。
あまりに可愛いものだから、
俺は顔を真っ赤に染めた。
まるで雪のように白いワンピースを着て、
白いニット帽をかぶっていて・・・
うさぎみたいだ。
それに頬がピンク色に染まっていて
すごく可愛い。
百合とそっくりだし、なんだか胸の鼓動がはやくなる。






「翼?行こうよ!!」
美紀は俺の手を引っ張って、
コンビニの外を出た。
電車が来る時間は後10分。
とりあえず遅れたら最悪だから
駅のホームに入った。
人気が多く、ベンチには座ってる人がいるから
座れなかった。



やっぱクリスマスだもんなぁ・・・
多いの・・・好きじゃないんだもんなぁ・・・。
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