君に捧げる愛
電車を待ってる時間、何を話せばいいかわからなかった。
隣には楽しそうに笑ってる美紀がいる。






「あっ・・・ちょっと俺・・・
ジュース買ってくる・・・」
なんだか胸騒ぎがする。
俺はそんな心をとめられなかったから、
美紀から離れた。




自動販売機に行ったら、
百合の大好きなカルピスがあったから
それを2本買った。
俺と美紀の分だ。
そして、心を落ち着かせて
美紀のところに戻ると、ちょうど電車が到着した。




「おまたせっ・・・はいっ・・・これ・・・」
カルピスを渡すと、
「ありがとう・・・」
と照れながら美紀は受け取ってくれた。




よかった・・・喜んでくれて・・・。
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