20せんちっ!
「てめぇ、ふざけてん「柑汰ッッ…!」」
立ち上がろうとした 篠山柑汰を隣にいた格好いいお兄さんが止めた。
「ごめんね?
陽歌ちゃん、だよね?
僕はこのバカの兄貴の篠山風汰(シノヤマ フウタ)っていうんだ。
」
にこっと微笑む風汰さん。
(さ、爽やか系イケメンだッ…!)
「いえいえ、というかなんでここに…いるんですか?」
(なんか緊張して敬語に…。)
「えーっとねー?「風汰、こっからは俺が話す。」」
風汰さんが喋ろうとしていたのをうちのクソ兄貴が遮った。
「陽歌、あのな…
簡潔に言うとな、
家にそこにいる篠山柑汰くんが居候する事になった。」