20せんちっ!



「そう言えば陽歌、時間いいの?」




「は?」



時間?



時計に目を移すと、


「8時10分!?」



八時半には学校に集合なのに…!



「兄貴!
行ってきます!」


そういいながら、兄貴の横をすり抜け、玄関へ向かう。




「あっ…陽歌!
朝ご飯は?」




「いいっ!
行ってきまーす!」



急げーーーーーーーーーー!!!!









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