月と太陽
私のことを唯一分かってくれる親友の名前は、
桃川 実香
プライドが高く高飛車。
顔は可愛い感じで
オトコ好きだけど誰からも好かれる性格。
まぁつまり、
私と正反対って事か。
「月ッ!あたしの誘い何回断る気よ?
これで何回・・・もう分かんないけど
こ、ん、ど、こ、そ、合コン、
来て貰うからね?」
頬を痙攣させながら
無理やりな笑顔を作って。
私を脅す眼で睨みつけて。
「だ、だって私そーゆーの「聞き飽きた」
『いつも』の台詞を口にするハズが。
実香のせーで言えなくて。
「どーせ?
『私そーゆーの苦手だし、
嫌いだから無理』
とか言うんでしょうけど、
もー通用しないのよッ本音は
『愛しの陽様が私には居るの、
浮気なんて・・・・』
とか思っているんでしょうッ?
どーすんのよ?
行くの?行かないの?」
人2人くらい殺せそうな恐ろしい眼つき。
あまりにもその迫力が凄すぎて、
『は、はい行きます』
なんて言っちゃって。
・・・・・・・・・・・実香のばかやろーッ