月と太陽





「月は、バカじゃない。
 絶対に馬鹿じゃないから。
 淋しくないよ?
 安心して、俺はココに居る。」





眼の前に居たのは陽。
いつもの柑橘系の香水が
本当に陽なのだと実感させられて。




やっぱり、陽。。。。。。




って!
恥ずかしいー、また馬鹿な事
言ってたのに!
それを聞かれちゃったじゃんー。。





照れたり恥ずかしがるなんて、
陽の前でしか見せた事無いけれど
・・・・・・・嫌。
好きな人の前で
好きな人の前で
好きな人の前で
その好きな人のことを
独り語ってたなんて!




恥ずかしい
恥ずかしい
恥ずかしい・・・・




恥ずかしすぎるよー・・・








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