キミワタシ
sixth→下校
唖然。呆然。放心。フリーズ。
帰る?一緒に?
「って……え??」
「早く片付け」
「あっ、ごめん……」
私は促されるままに片づけを進めた。
道具の片づけを終えて、少し眠そうな彼の隣に腰かけた。
「終わったよ?」
…………。
‘じとーーー’
そんな効果音が似合いそうな、黒髪の彼の視線。
勿論その視線は私に向けられている。
「……絵具まみれ」
そう言った彼の手が私の頬に伸びてきた。
私の頬に触れた手はすぐに離れて、その手には黒い絵の具が付いてた。
「あ~……、ごめんいつも。気にしないで」
絵描くと―――特に絵具とか使うと我を忘れるんだよね…。
帰る?一緒に?
「って……え??」
「早く片付け」
「あっ、ごめん……」
私は促されるままに片づけを進めた。
道具の片づけを終えて、少し眠そうな彼の隣に腰かけた。
「終わったよ?」
…………。
‘じとーーー’
そんな効果音が似合いそうな、黒髪の彼の視線。
勿論その視線は私に向けられている。
「……絵具まみれ」
そう言った彼の手が私の頬に伸びてきた。
私の頬に触れた手はすぐに離れて、その手には黒い絵の具が付いてた。
「あ~……、ごめんいつも。気にしないで」
絵描くと―――特に絵具とか使うと我を忘れるんだよね…。