キミワタシ
seventh→完成
いつの間にか図書館の目の前。
彼の黒い髪が風になびく。
ドキドキなんて胸の高鳴りは、ない。
でも目が離せない。
ずっと見ていたくなる。
二人の時間が嬉しい。
恋愛なんてまともにしたこと無かったから良く分かんないけど、私は目の前にいるアイハラソウタが好きらしい。
「ここまででいいよ。すぐそこだし」
「ん。じゃぁまた明日!」
小さな子供みたいな無邪気な笑顔。
また明日…ね。
明日は本当の本当に絵が完成する。
明日で学校が終わる。
私の思い出。
本当は思い出なんて別にいらなかったんだけど、ちょっとした私の我儘。
彼の黒い髪が風になびく。
ドキドキなんて胸の高鳴りは、ない。
でも目が離せない。
ずっと見ていたくなる。
二人の時間が嬉しい。
恋愛なんてまともにしたこと無かったから良く分かんないけど、私は目の前にいるアイハラソウタが好きらしい。
「ここまででいいよ。すぐそこだし」
「ん。じゃぁまた明日!」
小さな子供みたいな無邪気な笑顔。
また明日…ね。
明日は本当の本当に絵が完成する。
明日で学校が終わる。
私の思い出。
本当は思い出なんて別にいらなかったんだけど、ちょっとした私の我儘。