キミワタシ
third→視線
「なぁ、あんたさぁ………いつも俺のこと見てたよな」
…………。
絶句。
いきなり言われたその一言に。いきなり見つめられたその瞳に。
驚きすぎて、手に持ってた鉛筆を思わず落としそうになった。
「……気付いてたんだ」
「まぁ……、いつもだったし。気のせいかとも思ったけど、今日ので確信した」
「迷惑……だった?」
それでも私の手が止まることはない。
かろうじて落ちなかった鉛筆を、冷静なふりをしてひたすらに動かす。
「迷惑?いや、全然。明日も来ていい?」
「え、明日も来るの?」
あ、間違えた。「来てくれるの?」だった……。
…………。
絶句。
いきなり言われたその一言に。いきなり見つめられたその瞳に。
驚きすぎて、手に持ってた鉛筆を思わず落としそうになった。
「……気付いてたんだ」
「まぁ……、いつもだったし。気のせいかとも思ったけど、今日ので確信した」
「迷惑……だった?」
それでも私の手が止まることはない。
かろうじて落ちなかった鉛筆を、冷静なふりをしてひたすらに動かす。
「迷惑?いや、全然。明日も来ていい?」
「え、明日も来るの?」
あ、間違えた。「来てくれるの?」だった……。