1姫3なカンケイ
七海と俊也
で、今私は俊也と待ち合わせ中。



それは、久しぶりに一緒に帰ることになったからで、別に待ち伏せしてるワケじゃないよ!!!



でも、まぁ久しぶりだし、ちょっとドキドキしてるけど。



とか思いながら、鏡で髪型チェックして、っと―



「あっ、来た。」



「よっ!」



「えっ、何このキラキラしたオーラは…!!」



しばらく会ってないうちに何かが変わってる。



あっ、わかった。
髪、染めてる!!



「七海、遅くなってごめん!」



「ううん。大丈夫。」



「じゃあ、行こっか。」



「うん。」



私達は、電車に乗り込んだ。



「なんか、本当に久しぶりだね。部活大変?」



「うん。でも、楽しいよ。」



「そっか。あのさ、明日暇?」



「えっ、あっ、うん。」



「あのさ、付き合ってほしいところがあるの。一緒に行ってくれる?」



「いいよ。」



「良かった。ありがとう。じゃあ、明日家まで迎えに行くから。」



「いや、僕が行くよ。」



「いや、いいって。私がお願いしたことなんだし。」


「一応、僕男だから。七海は女の子なんだから。」



「わかった。じゃあ、待ってる。」
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