パパは同級生
学校では…

目覚めた知沙に麻由から手紙が回ってきた。

<今日帰りに相談があるんだけど?時間ある?>

と書いてある。

<少しの時間ならOK>

と返事を書いて送り返す。

<じゃ、先にマドンナで待ってる>

と手紙が何人かのクラスメート経由で送られてきた。

その間…啓太は、というと…

彩に電話をかけようか?どうしようか?と外を眺めながら考えていた。

「よし!決めた」

啓太は声を出して言った。静だった教室に啓太の声が響いた。

知沙は、啓太のおでこに手をあて…

「山本!すぐ病院行ったがいいよ!」

そう言ってまた、眠りに入った。
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