パパは同級生
「いいえ、今日はとても楽しい一日でした。」

と今、憧れの彩と自分の部屋に二人でいる幸せに浸っていた。

「じゃゆっくり休んでいてください。僕はシャワーを浴びてきますから」

そう言って彩に毛布を掛けた。

彩は、無意識のうちにそのまま眠りに入ってしまった。

啓太はシャワーを浴びて、ソファーの前にきた。
彩の寝顔を見た時、ちょとまがさしたのか…

頬にキスをしてしまった。
胸が張り裂けそうな罪悪感に襲われながらも幸せいっぱいだった。

もし、目を覚ましたらどうしようと思いつつもう一度頬にキスをした。

その時、彩は何かの気配で目を覚ました。

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