【続】私の旦那様はエリート社長?!
私はニコッと笑った。




「……大丈夫だよ」


「うん」


「じゃあ俺、こっちだから」


「うん。……じゃあね」




私が手を振ると、紫音君はそのまま家の方向に向かって歩き出した。


でもすぐに立ち止まった。




「……梢」


そして私の方に振り返って名前を呼んだ。
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