【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……なに?」


「一人で大丈夫か?」


「え?」


「……いや、なんでもない。気を付けて帰れよ」


「あっ……うん」


「じゃあな」




私が頷くと、紫音君は左手をあげて帰って行った。




「……紫音君、ありがとう」


紫音君の姿が見えなくなったあと、私は小さく呟いて家へと帰った。
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