【続】私の旦那様はエリート社長?!
★寝顔が可愛かったから。
ギュッ


俺は泣いている梢を、優しく包み込むように抱き締めた。




「……え?」


「梢は悪くない。悪いのは俺だ。俺は……梢を傷つけた」


「…………」


「梢にイヤな思いさせてごめん」


「ううん」


「……俺も、梢と仲直りしたい」


「……うん」




梢は小さく頷いた。
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