【続】私の旦那様はエリート社長?!
さっきから時計の音しか聞こえない。


どれだけ寝ようとしても、やっぱり時計の音しか聞こえない。




「……はあ」


奏多に逢いたい。




せめて声だけでもいいから、奏多の声が聞きたい。


奏多、起きてるかな?




ベッドから起き上がり、ケータイに手を伸ばす。

アドレス帳から奏多の番号を押した。
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