【続】私の旦那様はエリート社長?!
「なんだよ……居るなら返事くらいしろよ。居ないかと思ったろ?」


紫音君はそう言ってリビングの電気をつけた。




「うん……ごめん」


私はカップを片付けた。



「……どうした?」


紫音君が心配そうに私の顔を覗き込む。




「……別に。なんでもないよ」


私は紫音君から目を反らして言った。
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