【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……泣いたのか?目、真っ赤だぞ」


「ほんとに……なんでもないから」


「でも……」


「ごめん……私、着替えて来る。ゆっくりしてて、いいよ」




私はそう言うと、急いで部屋に駆け込んだ。




「あっ、梢!!」


紫音君の声が聞こえたけど、聞こえないフリをした。
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