【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……うん」


頷く気力すら、まともにない。




「心配すんな。親父さんは、きっとよくなる」


「……ヒックッ」




奏多の言葉を聞いたとたん、涙が溢れて来た。


涙が止まらない。




「……よしよし」


奏多が私を抱き寄せた。



「ヒックッ……グスッ……」
< 415 / 971 >

この作品をシェア

pagetop