【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……ああ」


けど、奏多はきっと知ってたのかもしれない。




……お父さんの病気が、もう治らないこと。


治療しても、治る余地がないこと。




いつ死んでもおかしくないことも。


奏多は、みんな知ってるのかもしれない。




ギュッ


奏多に、ギュッと抱き付いた。
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