【続】私の旦那様はエリート社長?!
「わた、し……本当はね、お父さんが好きなの」


「うん」


「大好き、なの……」


「うん」


「……グスッ」


「大丈夫。……大丈夫だから」




奏多が私の頭を撫でる。


まるで、泣いている子どもをあやすかのように……。




「お父……さん」


涙を拭ってお父さんを見つめる。
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