【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……紫音君」


「辛い気持ちも分かる。だけど、今こんな所で投げ出したら……今までの苦労が全部水の泡になるぞ」


「…………」


「辛いかもしれない。けど、頑張って耐えろ」




紫音君はそう言うと、私の肩を叩いた。




「……うん」


そうだよね……今までずっと頑張って来たんだもん。
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