【続】私の旦那様はエリート社長?!
「梢……」


「絶対に……行かないもん」


「……梢、しっかりしろ!!」




奏多がいきなり声を荒げた。




「…………」


「親父さんは、もうここには居ないんだ。現実を見ろ」




奏多が私をジッと見つめてそう言った。


奏多の目から、目が反らせない。




「……グスッ」
< 485 / 971 >

この作品をシェア

pagetop