【続】私の旦那様はエリート社長?!
【奏多side】




「……よいしょっと」


梢をベッドまで運び、起こさないように静かに寝かせた。




「スーッ……スーッ」


梢が寝息を立てる。




「……よく頑張ったな」


梢の頭を撫でながら小さく呟いた。




梢、やれば出来るじゃないか。


自分の気持ち、ちゃんと言えたじゃないか。
< 507 / 971 >

この作品をシェア

pagetop