【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……うん」


私はカバンをソファーに置き、お父さんたちの目の前に座った。




その隣りに、奏多が座る。


だけど、会話はない。




「……話って、なに?」


長い沈黙を破ったのは、私だった。




「……梢、今から話すことをよく聞いてくれ」


「え?……うん」




お父さんの言葉に、静かに頷いた。
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