【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……親父さん、残念だったな」


「……うん」




喋る気力もない私は、ただただ頷くしかなかった。




「……兄貴、お前のこと心配してたぞ」


紫音君はそう言うと、私の頭を撫でた。




「……え?」


私は紫音君を見つめた。



「……兄貴、お前のことマジで心配してる」
< 558 / 971 >

この作品をシェア

pagetop