【続】私の旦那様はエリート社長?!
☆胸の奥の想い。
「梢……っ」


席に着くと、柑菜が心配そうに私を見てきた。




「……おはよー柑菜」


私は笑顔で挨拶した。




「うん。……おはよー」

なんだか、会話がぎこちない。




「いやーっ。遅刻しなくてよかった」


私は教科書をカバンから出しながらそう言った。



「……大丈夫?」
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