【続】私の旦那様はエリート社長?!
「ねー梢」


休み時間、柑菜が私に声を掛けてきた。




「……ん?」


私は首を傾げた。




「進路、どうする?」


柑菜の一言に、私はただ口を閉ざすことしか出来なかった。




「…………」


問題はほんとにそこだ。



「……どうしよう、ね」

進路とか、全然考えてなかった。
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