【続】私の旦那様はエリート社長?!
奏多がニコッと微笑む。



「…………」


その後も、私たちは黙々と朝ご飯を食べた。




久しぶりに見た奏多の顔は、初めて出会った時のようにカッコよく感じた。


……でも、どこか切なかった。




「……ごちそうさまでした」


私は食器を流し台に置くと、そのまま部屋に戻った。
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