【続】私の旦那様はエリート社長?!
「その約束は……結婚するからには、絶対に梢を幸せにすること。……そして、絶対に自分から離婚を切り出さない。ということだった」


奏多はそう言うと、ベッドに座り直した。




「……え?」


自分から……離婚を切り出さない?




「俺がその約束を守ると約束したから、その時に結婚が決まったんだ」


奏多が真剣な眼差しでそう言った。
< 734 / 971 >

この作品をシェア

pagetop