【続】私の旦那様はエリート社長?!
「そう……だったんだ」


私はベッドに体育座りをしたまま俯いた。




「……うん。ずっと黙っててごめんな」


奏多はそう呟いて、軽く頭を下げた。




「……ううん」


内心、頭の中が混乱してなにがなんだか分からなくなった。




「……いきなりそんなこと言われたって、訳分かんねーよな」


奏多は小さな声でそう言った。
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