【続】私の旦那様はエリート社長?!
「そんなこと……言わないで」


私は奏多のお腹にしがみついて、ギュッと力を入れた。




「…………」


奏多は黙り込んだ。




「私、奏多と出会えてほんとによかったと思ってる。奏多と結婚出来て、ほんとによかったと思ってる」


私は奏多の背中に顔を埋めてそう言った。




「……梢」
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