【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……だから、もうそんなこと言わないで」


私は小さな声でそう言った。




「……ごめん」


奏多は小さく呟いた。




「奏多が私と結婚したのには……そんな理由があったなんて分からなかった。でもそのおかげで、私と奏多がこうやって結婚出来たんだもん。……お父さんに、感謝しなくちゃね」


私は奏多に抱き付いたままそう言った。
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