【続】私の旦那様はエリート社長?!
「俺はありのままの梢が好きなんだよ。……何事にも一生懸命取り組もうとする梢の姿が、いっち番好きなんだよ」


奏多はそう言うと、私をギュッと抱き締めた。




「……かなっ、た」


奏多はいつも、私に優しい言葉を掛けてくれる。




「だから、ムリに頑張ろうとしなくていい。お前はお前なりにやればいいんだ。……ムリする必要なんてない」
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