【続】私の旦那様はエリート社長?!
☆余裕のない奏多。
悔しいけど……奏多のこの優しさが、今の私にとってすごく必要なんだ。


……誰よりも奏多を想っているからこそ。




「そかそか」


奏多が頭を撫でてくれる。




「……ねー奏多」


私は奏多の名前を小さく呼んだ。




「ん?」


奏多が私の顔を覗き込む。




「……キス、して」
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