【続】私の旦那様はエリート社長?!
「もう……やだ」


気付いたら、そう呟いていた。




「梢、おはよー」


そんなことを知らない紫音君は……いつもと同じ笑顔を向けていた。




「……うん」


挨拶すら、まともに出来ない。




「……どうした?」


心配そうに、私の顔を覗き込む紫音君。




「……別に」
< 78 / 971 >

この作品をシェア

pagetop