【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……俺はなにも知らない」


紫音君も、ごまかすので精一杯だった。




「ねーっ!!ウソ付かないでちゃんと説明してよ!!これは一体どーゆうこと?……梢はほんとに桐島奏多の恋人なの?」


柑菜は紫音君に問詰めた。




「……マジでなんにも知らないんだよ」


紫音君は小さな声でそう言うと、唇を噛み締めた。
< 786 / 971 >

この作品をシェア

pagetop