【続】私の旦那様はエリート社長?!
「紫音君……もういいよ」


私は紫音君の制服の袖を掴んだ。




「なに言ってんだよ。いい訳ねーだろうが!!お前はみんなからあんな無神経なこと言われて悔しくないのかよ!!」


紫音君が珍しく、怒っていた。




「……グスッ」


私はただ泣くことしか出来なかった。




「確かにお前らにとっては、裏切ったように聞こえるかもしれない」
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