【続】私の旦那様はエリート社長?!
紫音君はさらに言葉を続けた。




「……でも、梢のことを悪く言うヤツは俺がぶっ飛ばすからな。兄貴の大事な嫁をけなすヤツは、俺がその場で地獄行きにしてやる」


紫音君はそう言うと、私の肩を抱いたままその場を立ち去った。




「大丈夫か?」


「……うん」




紫音君に連れてこられたのは、屋上だった。
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