【続】私の旦那様はエリート社長?!
今の私には、もうそれしか言う気力がなかった。


言い訳しても意味のないくらい分かってはいるけれど、やっぱりみんなには分かって欲しいんだ。




「……え?」


桃子ちゃんが私をジィーッと見つめる。




「みんなの大切なクラスメートだから、みんなには嫌われたくなくて結局、なにも言えなかった。……みんなを失うって考えると、辛くて仕方なかったから」
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