【続】私の旦那様はエリート社長?!
「梢っ!!」


「水野さん!!ちょっと待って!!」




紫音君の声と混じって桃子ちゃんの声が聞こえたけれど、聞こえないフリをしてひたすら走り続けた。


行き先なんて分からずに―――…




……そして気付いたら、私はどこだか分からない場所に居た。


辿り着いたのは、一面に川が流れているような殺風景な場所だった。
< 864 / 971 >

この作品をシェア

pagetop