【続】私の旦那様はエリート社長?!
「梢っ!!」
「水野さん!!ちょっと待って!!」
紫音君の声と混じって桃子ちゃんの声が聞こえたけれど、聞こえないフリをしてひたすら走り続けた。
行き先なんて分からずに―――…
……そして気付いたら、私はどこだか分からない場所に居た。
辿り着いたのは、一面に川が流れているような殺風景な場所だった。
「水野さん!!ちょっと待って!!」
紫音君の声と混じって桃子ちゃんの声が聞こえたけれど、聞こえないフリをしてひたすら走り続けた。
行き先なんて分からずに―――…
……そして気付いたら、私はどこだか分からない場所に居た。
辿り着いたのは、一面に川が流れているような殺風景な場所だった。