【続】私の旦那様はエリート社長?!
「大丈夫。大丈夫だから」


奏多が慰めてくれるけど、結局なにも言えないんだ。




「もうやだよぉ……」


柑菜も奏多も紫音君も、もう誰も失いたくない。




「大丈夫だ。……俺はお前のこと見捨てたりしないし、お前の側から離れたりしないから。……なにがあってもずっと側に居るから」


奏多の言葉を聞いたら、余計に涙が溢れた。
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